高校講座 | 第3回 協調ベース推薦システム

知能情報メディア課程の奥先生が、「推薦システムの仕組み～この商品を買った人は、こんな商品も買っています～」というタイトルで高校生向けに講座スライドを公開しています。「この商品を買った人は、こんな商品も買っています。」Web上のいたるところで、このようなフレーズと共に、お薦めの商品が提示されるのをみたことがある人も多いでしょう。推薦システムは、膨大なコンテンツ群の中から、その時、その場、その人に合ったコンテンツを提示するシステムです。

当講座では、その推薦システムの仕組みについて講義しています。推薦システムにおいては「コンピュータは人の嗜好を予測できるのか？」という点が重要な課題となります。この課題を解決するために、数学を基礎としたさまざまな情報技術を駆使します。具体的にはベクトルや三角関数など、高校生の皆さんが学んでいる数学を使っていかに人の嗜好を予測するかについて学びます。実際に手計算で嗜好予測を体験して頂けるように演習も用意しています。

高校で数学を学んでいるけど、実際にどういったところで活用できるのかよくわからない、といった生徒さんにも、一例ではありますが、数学が活用されている事例として知って頂ければ幸いです。

高校講座 | 第3回 協調ベース推薦システム