施設紹介

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コラボレーション演習室


BYOD(持込パソコン)と接続できる外部ディスプレイが130台以上擁し、可動式パーティションや移動可能な机にて自由なレイアウトができる部屋です。また、CGや動画などグラフィックスに特化したノートパソコンなども設置しており、プログラミングやCG制作、動画編集など様々な実力を身につけることができます。さらにグループ演習にて、各人の得意な能力を出し合い、1人では困難な課題に複数人でチャレンジし、仲間と1つのものを創り上げ、その過程でお互いの能力を認め合いながら、高めあう能力が身に付きます。

メディア処理室

自分達で実際に機材を使って撮影や録音などを行い、制作したメディア素材を 様々な演習や研究に活かす事を学びます。こうした制作を通じて「情報メディアのもの創り」の能力が身に付きます。

アンビエント・ウォール

60インチの大画面液晶タッチディスプレイ7台が連なった巨大なデジタル機器を、複数人で同時に使用することができることが最大の特徴です。タッチディスプレイ機能、webカメラ、マイクにより、ウォール前の空間状況を検出することができるので、ディスプレイの前に立った人の動きに合わせた表現が可能になります。「触る」「話す」「動く」など日常の動作で動くデジタル機器は、マウスやキーボードよりも直観的な機器として注目されます。また複数の人が同時に体験できる情報環境を実現したことで、将来どのような事象が可能になるのか?という課題に対し、アイデアをもとに様々な仮説を生み出し、検証するために、設備を実際に使用し、新しいシステム構築と応用世界を研究できます。

防音室

教室の中にある別空間。防音室の中は一歩足を踏み入れるだけで、自分自身を取り巻く環境がガラリと変わることをすぐさま実感させてくれます。防音室の内と外では今まで聞いていた音が変わります。自分の声でさえも違った聞こえかたをします。手を叩いてみると響きが違うことに気がつくでしょう。これは日常生活の中で、いかにたくさんの音が私たちと密接にかかわっていたのかを知るきっかけとなります。「音」の研究ではとても繊細で微かな変化が本質へとつながることがあります。グラスウールの壁がすべての雑音を吸収する防音室では、余分な音を排し、理論を実験で確かめるなどより深く、より綿密に「音」に関わる研究をすることができます。

バーチャルスタジオ

教室に入るとまず目に飛び込んでくるのが、壁一面に取り付けられた合成映像の撮影をするためのグリーンのクロマキースクリーン。これらをはじめ、業務用のデジタルビデオカメラ、照明器具、デジタル処理専用の端末などハリウッドのスタジオでも使われているものと同じ環境のバーチャルスタジオをセッティングしています。このバーチャルスタジオを使い実際にプロが使うのと同じ機材を操作しながら、テレビ動画をその場で撮影し、作り上げていくという実習はより実戦的な経験を積むことができます。動画、音声、照明をあらゆる角度から想定したバーチャルセットを作ることで、ビデオカメラ、音、光それぞれの仕組みを理解することができます。